椿油は本来、髪の毛のケアにとても良いとして、昔から日本人女性の美容の必須アイテムでした。
でももっと椿油の良さを感じるのはスキンケア。肌に使うことで、ゴワついた肌を柔らかく、艶やかで滑らかな肌に導きます。

私たちの肌は普段皮脂膜という天然のオイルに覆われています。皮脂膜は、あらゆる外部刺激から肌を守り、肌内部の水分や油分の蒸発を防いで、肌を乾燥から守ります。洗顔で皮脂膜が洗い流されたり、季節の変わり目やストレス、生活環境などで皮脂バランスが崩れ、皮脂膜が失われると肌のバリア機能が弱まり、急速に乾燥が進みます。
乾燥はあらゆる肌トラブルを招き、酷くなるとアレルギー反応を引き起こしたり、布や化粧品などに刺激を感じるようになります。

椿油は、成分のほとんどがオレイン酸トリグリセリド。ヒトの皮脂の成分も同じくオレイン酸トリグリセリドです。皮脂膜にとても近いから、この皮脂膜の代わりとなり、ほとんど刺激を感じることなく、どんな肌質の方にもお使いいただけます。
椿油をスキンケアに取り入れて、皮脂バランスの整ったきめ細やかな美肌を目指しましょう。

●トラブル続きの肌には、シンプルに洗顔後はオイルだけ

肌がごわつく、いつもの化粧水や乳液がなんか馴染まない。
そんな方は、「オイルだけケア」でシンプルケアをしてみませんか？
肌を滑らかにして、ツヤもアップ！！


１、洗顔、またはお風呂上がり、肌が濡れている状態のまま、椿油を肌になじませます。
２、タオルで押さえるようにして、水分だけを拭き取ります。

  

●いつものケアの最後にオイルをプラスして保湿力アップ！

いつものケアの最後に、少しオイルを投入。肌が滑らかになり、保湿力がグッと上がります。


１、化粧水や乳液でお肌を整えた後、椿油を１プッシュ手に取ります。
２、乾燥しやすい目の下、法令線、口周りなど中心に、顔全体に優しく伸ばしてなじませます。

  

●血行を良くしてむくみも取れる！ 椿油マッサージ

朝、顔がむくんでいる時やメイク前などにおすすめのマッサージ。
5分くらいで簡単にできて、オイルで肌にツヤも出ます。
もちろん、夜のスキンケアにもおすすめです。
ニキビがある場合は、オイルを塗ると悪化することがありますので控えましょう。ニキビが治ってからチャレンジしてください。


１、まず、左右の鎖骨の上のくぼみを軽く指先で数回押します椿油をたっぷり手に取り、首、顔全体に伸ばします。

２、耳の裏の下のくぼみから鎖骨に向かって、首筋を上から下へ流すように押していき、リンパ液を鎖骨の静脈へ流します。

３、額の真ん中から外側へ、優しくなでるように流します。

４、鼻と口を囲うように手を添え、そのまま顔の中心から耳の前まで、ほうれい線を伸ばすように引き上げます。。耳の下まで流したリンパ液を顔のラインに沿って、顎の下、顎の下から鎖骨に向かって流します。

５、流し終わったら、蒸しタオルで２～３分蒸らすと保湿効果があります。

６、椿油で浮き出た汚れ（毛穴の汚れなど）を蒸しタオルで優しく拭き取り、化粧水や乳液等で肌を整えます。



  

●化粧水や乳液へのちょい足しで保湿力アップ！

椿油を、化粧水や乳液へ少し混ぜて使うのもおすすめです。いつもより保湿感がアップします。
使う分だけを少量手に取り、混ぜて使ってみてください。
※成分により、分離したりうまく混ざらないことがあります。化粧水に混ぜるときは、とろみがなく粘度の少ないタイプがおすすめです。
製品との相性もありますので、まずは少量ずつお試しください。

  

●メイクはしっかり落とすのに、肌に優しい椿油クレンジング

油性成分だから、メイク汚れや皮脂汚れはしっかりと落とすのに、洗顔後のツッパリ感はゼロの椿油クレンジング。
肌がつやっと生まれ変わります♪

１、たっぷりの椿油をメイクと馴染ませていきます。
２、椿油が馴染んだら洗顔石鹸を泡立て、優しく洗っていきます。
３、水で洗い残しがないようによくすすいでください。
４、化粧水・乳液、または椿油でお肌を整えてください。

  

●油分の足りない肌に、化粧水や美容液の導入剤として

化粧水や乳液が馴染みにくい時の救世主！
季節の変わり目の肌のゴワツキや肌にツヤが欲しい時に！

１、洗顔、またはお風呂上がり、肌が濡れている状態のまま、椿油を1～２プッシュ、肌によく伸ばしてなじませます。
２、タオルで押さえるようにして、水分だけを拭き取ります。
３、化粧水・乳液やクリームでお肌を整えてください。



いかがでしたか？スキンケアへの取り入れ方もとっても簡単！オイルをスキンケアの味方につけると肌が変わってきます。
椿油スキンケアで、ハリつやのある元気な素肌を作りましょう。